どーも!「子連れさとん.com」管理人のさとんです。
パリの観光名所といえば、ルーブル美術館や凱旋門、エッフェル塔と、枚挙に暇がありませんが、忘れてはならないのが、ヴェルサイユ宮殿です。
1682年、フランス王ルイ14世が建てたフランスの宮殿(建設当初は離宮)。パリの南西22キロメートルに位置するイヴリーヌ県ヴェルサイユにある
場所はこちら。パリ郊外にあって、訪れるのはツアーバスで、という方が多いと思います。
2023年のパリ旅行の折、そんなヴェルサイユ宮殿に電車で行ってみたので、その感想と、ヴェルサイユ行き電車のパリの発着駅や宮殿最寄り駅からのルートや切符の買い方などをご紹介しましょう!
それでは、レッツゴー!
パリからヴェルサイユへ!
まずは、パリからヴェルサイユ宮殿へのルートについてご紹介。
パリからヴェルサイユ宮殿に行く路線は3つあります。それぞれの路線の特徴やヴェルサイユ宮殿の最寄り駅を調べてみました。
RER C線
RERはイル=ド=フランス地域圏急行鉄道網と和訳され、日本で言うと山手線や大阪の環状線のような都市圏路線に当たります。パリ市内では、メトロへの乗り継ぎも便利ですし、大半が地下駅になっています。こちらの記事でも使用しましたが、
RERとメトロの路線図がこちら。
路線図の真ん中あたり、セーヌ川の中州のような場所が、ノートルダム寺院のある「シテ島」。その南側、セーヌ川の左岸をクネクネと走る黄色い路線がRER C線です。
ノートルダム寺院やオルセー美術館、アンバリッドといった、セーヌ川左岸の観光地と連絡しているので、アクセスは便利です。ただ、路線図を見ておわかりいただけるように、かなり枝分かれした複雑な路線です。
ヴェルサイユ宮殿側の最寄り駅「ヴェルサイユ・リヴ・ゴーシュ駅(Versailles Château Rive Gauche)」行きのRERC5線に必ず乗りましょう。乗り間違えると、とんでもない所に連れて行かれるので注意!
RER C線でのアクセス
- パリの最寄駅: サン・ミシェル=ノートルダム駅(Saint-Michel - Notre-Dame)他
- 使用する路線: RER C線
- 運賃と所要時間: 約4ユーロ、約30分(2024年6月時点のデータ)
- ベルサイユの最寄駅: ヴェルサイユ・リヴ・ゴーシュ駅(Versailles Château Rive Gauche)
トランシリアン N線 L線
トランシリアン(Transilien)はフランス国鉄 (SNCF) がパリ近郊で運行している列車のことです。
トランシリアンには8本の主要路線と5本のRER線があり、アルファベット一文字の路線名がつけられています。路線の起点駅はパリ市内ではサン・ラザール駅、北駅、東駅、リヨン駅、モンパルナス駅の5つです。
先ほどのRERとメトロの路線図にもN線とL線の表示はありますが、ヴェルサイユの位置関係が分かりにくいと思いましたので、拡大したもがこちら。
N線-Versailles Chantiers
L線-Versailles Rive Droite
トランシリアンN線でのアクセス
- パリの最寄り駅: モンパルナス駅(Gare Montparnasse)
- 使用する路線: トランシリアンN線(Transilien N)
- 運賃と所要時間: 約4ユーロ、約20分(2024年6月時点のデータ)
- 到着するベルサイユの駅: ヴェルサイユ・シャンティエ駅(Versailles Chantiers)
トランシリアンL線
- パリの最寄り駅: サン・ラザール駅(Gare Saint-Lazare)
- 使用する路線: トランシリアンL線(Transilien L)
- 運賃と所要時間: 約4ユーロ、約35分(2024年6月時点のデータ)
- 到着するベルサイユの駅: ヴェルサイユ・リヴ・ドロワ駅(Versailles Rive Droite)
最寄り駅からのルート
続いては、各路線の最寄り駅からヴェルサイユ宮殿までルートと距離、所要時間をご紹介。ヴェルサイユ宮殿の最寄り駅は路線ごとに異なり、3つあります。
ヴェルサイユ・リヴ・ゴーシュ駅(Versailles Château Rive Gauche)
ノートルダム寺院やアンバリッドといったパリ市内の主要観光地からのアクセスが良好なRER C線で到着するのが「ヴェルサイユ・リヴ・ゴーシュ駅(Versailles Château Rive Gauche)」です。
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ガラス張りのキレイなこの駅が、ヴェルサイユ宮殿入口に一番近い駅になります。駅前にはお土産屋さんもありました。
ヴェルサイユ・シャンティエ駅(Versailles Chantiers)
モンパルナス駅を起点とするトランシリアンN線で到着するのがヴェルサイユ・シャンティエ駅(Versailles Chantiers)です。
パリの起点駅「モンパルナス駅」もあまりアクセスが良い駅ではなく、ヴェルサイユ・シャンティエ駅自体も宮殿入口には遠い、ということで、モンパルナス駅界隈に宿泊している場合以外はあまり利用しない路線かもしれません。
ヴェルサイユ・リヴ・ドロワ駅(Versailles Rive Droite)
オペラ地区にあるサンラザール駅を起点とするL線で到着するのがヴェルサイユ・リヴ・ドロワ駅(Versailles Rive Droite)です。
ヴェルサイユ・シャンティエ駅よりは、宮殿入口に近く、また、パリの起点駅「サンラザール駅」もオペラ地区にあるため、アクセスしやすい路線です。
どのルートがオススメ?
切符の買い方や電車で行った感想!
最後に、ヴェルサイユ宮殿へ実際に電車で行ってみた感想や、切符の買い方についてご紹介しましょう。
パリ市内には、メトロやSNCF(フランス国鉄)が運行するRER、トランシリアンなど様々な路線が乗り入れています。
路線図を見て、いちいち切符を買って、というのは時間の無駄なので、パリ市内や近郊路線が乗り放題のNavigo Découverte Travel Card(ナヴィゴ・デクーヴェルト)を購入することをお勧めします。自動改札にもそのまま通れて、楽ちんです。
ナヴィゴの使い方や詳細はこちら。
ということで、オペラ地区の「イビススタイルズ パリ ガール サン ラザール」に宿泊していたさとん一家は、サンラザール駅からL線に乗ってヴェルサイユ・リヴ・ドロワ駅を目指します。
ナヴィゴで改札内に入り「ヴェルサイユ・リヴ・ドロワ駅」が何番ホームから出るのかを、ディスプレイで確認してホームへ。
サンラザール駅が始発駅なので、好きな席に座れるのはうれしい。
すんなりと列車はヴェルサイユへ向けて出発します。通勤列車だからか、途中でサラリーマン風の人たちがかなり乗ってきて、途中の駅で同じように降りて行きました。パリにも通勤ラッシュがあるんだね、と思わぬ発見。
「ヴェルサイユ・リヴ・ドロワ駅」は簡素な駅舎でした。ベルサイユ観光に利用する人は少ないのかもしれません。
「ヴェルサイユ・リヴ・ドロワ駅」から宮殿までのルートは、駅前の道を左にまっすぐ進み、ノートルダムマーケットと呼ばれる露店が並んだ広場を抜けてすぐの大通りを右手に折れて、並木道をまっすぐ歩けば見えてきます。
帰りは「ヴェルサイユ・リヴ・ゴーシュ駅(Versailles Château Rive Gauche)」から、RERを使ってパリへ帰りました。
ただ、電車が途中までしか運行してなくて、おかしなところで降ろされてしまって、ちょっと困った、というのはまた別の話。そんな時でも、ナヴィゴがあれば電車乗り放題なので、怖いものはありません!
まとめ
ということで、以上「パリからヴェルサイユ宮殿へ電車で!最寄り駅から行き方や切符の買い方を紹介!」をお届けしました。
パリから行く小旅行のような感じでヴェルサイユ観光はなかなか楽しいです。ツアーで行くのも良いですが、自分のペースで周れて、好きなタイミングで寄り道ができる個人旅行も大好きです。
電車でヴェルサイユ宮殿にお出かけの際にお役に立てれば幸いです。それでは!
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