どーも!「子連れさとん.com」管理人のさとんです。
マレーシア
発祥のライドシェアアプリ「Grab」。ぼったくりに遭わない、という一点だけでも利用価値がある、とさとんは思います。東南アジアでは、何度かタクシーにぼったくられたことがあるもので(^^;
そんな「Grab」を2018年夏に行ったマレーシア
旅行で使いまくりました。20回くらいは乗ったでしょうか。快適そのもののシステムで、「Grab」を東南アジアで利用しないのは大きな損失だ!!とさえ思ったくらい。大げさじゃなくね。
ということで、今回は「Grab」を使って移動すると実際にいくらくらいかかるの?ホントに安いの?という疑問に、お答えしたいと思います。
クアラルンプール国際空港からクアラルンプール
市内への移動時にかかった料金や、クアラルンプール
市内での利用時、さらには、クアラルンプール
郊外にあるプトラモスク(ピンクモスク)やバトゥ洞窟へ行った時の料金を地図や領収書とともにご紹介したいと思います。
それではレッツゴー!!
クアラルンプール空港から市内ホテルへの料金は?
どこの国へ行ってもそうですが、空港から市内のホテルへの移動(あるいは、その逆)は大きなスーツケースがあるので、なかなか公共交通機関で、というのは難しいものですよね。子連れだとなおさら。
そんな時に便利なのがタクシーですが、うっかりおかしなタクシーに乗ってしまうと、ぼったくられたりするんですが、「Grab」ならそんな心配はありません。だってキャッシュレスなんだから。
クアラルンプール国際空港からクアラルンプール市内への地図と料金
ということで、「Grab」でクアラルンプール国際空港からクアラルンプール市内のホテルへ移動した時の料金をご紹介します。
クアラルンプールで泊まったホテル
さとん一家がクアラルンプール
で宿泊したホテルは、モノレール「Raja Chulan」駅から徒歩3分のE&O レジデンシズ クアラルンプール
というホテルでした。
「Raja Chulan」駅は、クアラルンプール
随一の繁華街「ブキビンタン」駅の隣の駅で、E&O レジデンシズ クアラルンプール
は「ブキビンタン」からも徒歩で10分程度の好立地です。
後述するクアラルンプール
市内各所からの距離と時間は、E&O レジデンシズ クアラルンプール
を起点、終点として巡ったデータが多くなっています。上記の距離や時間を加味していただくと、ブキビンタンからの距離や時間の参考にできると思います。
ちなみに、E&O レジデンシズ クアラルンプールはホテル、というよりはレジデンスという名前の通り、豪華なウィークリーマンションのような造りでした。
クアラルンプール空港からホテルまでの経路
クアラルンプール国際空港からE&O レジデンシズ クアラルンプールへのルートや距離はこんな感じです。
60㎞程度と、そこそこの距離で、時間にすると高速道路を利用して1時間程度の道中です。
クアラルンプール空港からホテルまでの料金はいくら?
- 往路
- 復路
往復ともに同額、およそ115リンギットでした。1リンギット30円で計算すると、3,450円。5人で乗ったので、一人当たりに換算すると690円になります。
乗車した車は「Grab Car 6seater」だったので通常のGrab Carよりも多少割高ですが、空港から荷物を持って家族で乗るなら「Grab Car 6seater」がオススメです!
2024年8月にクアラルンプール
に再訪時もGrabを利用しました。クアラルンプール国際空港からKLセントラルにあるヒルトンクアラルンプールまで「Grab Car 6seater」での乗車です。
料金は117.45RMと6年前と変わらない水準。日本円で3876円くらいでした。(2024年8月の為替レート 1MYR=33円で換算)
Grabにどんな乗車メニューがあるかはこちらでご紹介!

ちなみに、この価格には高速料金なども含まれていますし、定額なので渋滞してもメーターの上がりを気にする必要はありません。実際、往路はクアラルンプール
市内で渋滞し、90分くらいかかりました。
この価格が割安か割高かは個人の経済観念にもよるので評価は控えますが、クアラルンプール国際空港からクアラルンプール
市内まで走っている高速列車「KLIAエクスプレス」の片道料金を比較対象としてご紹介します。
大人一人 55リンギット(1650円)
クアラルンプール市内移動時の料金は?
クアラルンプール
滞在時、市内の移動にもGrabを利用しました。観光地から観光地や、繁華街ブキビンタン近くのE&O レジデンシズ クアラルンプールから各観光地などへの領収書と地図を列挙してみます。
ムルデカ広場からスリアKLCCへのルートと料金
- ムルデカ広場
- スリアKLCC
ムルデカ広場とは?
1957年8月31日にマレーシアがイギリス統治からの独立を宣言した記念の場所スリア KLCCとは?
クアラルンプールのKLCC地区にある複合ショッピングセンター。ペトロナスツインタワーと地下や下階部分を共有している。wikipediaより転載
「ムルデカ広場」から「スリアKLCC」への移動距離は6km、料金は14リンギット=420円程度です(1RM=30円で換算)
スリアKLCCからKLタワーへのルートと料金
クアラ・ルンプール・タワー は、マレーシアの首都クアラルンプールにある通信塔。現地ではKLタワーと呼ばれることが多い。通信塔としては世界第4位の高さ で、東南アジアでは最も高い。地上276mに展望台があり、エレベーターで上ることができる。wikipediaより転載
「スリアKLCC」から「KLタワー」までは2.2kmほど。料金は12リンギット=360円程度です。
先ほど「スリアKLCC」へ行った時と距離から逆算した単価が合わないのは、ラッシュ時は割り増し料金となるためです。同じ距離でも常に同額というわけでは無いので、ご注意ください。
KLタワーからE&O レジデンシズ クアラルンプールへのルートと料金
「KLタワー」から「ブキビンタン」まで、と読み替えていただいても良いと思います。
「KLタワー」からE&O レジデンシズ クアラルンプールまでは山を降りてすぐ、1.6km程度の道中です。料金もお安く8リンギット=240円程度です。
アロー通りからE&O レジデンシズ クアラルンプールへのルートと料金
すぐ近くなんですが、時間(22:42)も時間だったので乗ってしまった、という感じです。7リンギット=210円也。
新峰肉骨茶からE&O レジデンシズ クアラルンプールへのルートと料金
新峰肉骨茶は、バクテーの有名店です。ちょっとわかりにくい場所にありますが、料理は絶品です。
漢字で「肉骨茶」と書き、ぶつ切りの豚肉を漢方にも使われるスパイスと醤油で煮込んだマレーシアやシンガポールの名物料理です。豚肉のうま味が溶け出したスープは薬膳料理のような独特の風味で癖になるおいしさでした。
交通の便があまり良くないので、往路は歩きましたが、帰りはGrab利用でホテルまで。
5リンギット=150円でした。
ということで、市内各所のGrab料金の目安をご紹介しました。
日本円に直すと、バスや地下鉄の初乗り料金一人分ほどで家族全員が乗れてしまうGrab。便利なものだからついつい、短距離でも乗ってしまい街歩きをしなくなる、という弊害もあります(笑)
クアラルンプール郊外でのルートと料金
最後に、クアラルンプール
郊外にある観光地へ「Grab」で行った時の料金を領収書と地図でご紹介します。
クアラルンプール国際空港からピンクモスクへのルートと料金
クアラルンプール
からではなく、クアラルンプール国際空港からの出発です。トランジットの合間に行ってみました。

クアラルンプール
の郊外、プトラジャヤ
にある代表的なモスクで、正式名称はマレー語で「マスジット・プトラ」、英語で「プトラモスク」と言います。ピンクがかった花崗岩で作られたその姿が名前の由来です。
地図で見るとよくわかると思いますが、ピンクモスクのあるプトラジャヤ
はクアラルンプール
とクアラルンプール国際空港の中間あたりにあります。
距離も料金も、クアラルンプール国際空港からクアラルンプール
市内までの半分程度の32km、49.3リンギット(1500円程度)です。クアラルンプール
からも同じくらいの価格帯になるかと思います。
ちなみに、プトラジャヤ
はクアラルンプール
に代わる新首都として開発されており、近代的でとてもキレイな街並みが広がっています。
KLセントラル駅からバトゥケイヴ(バトゥ洞窟)へのルートと料金
クアラルンプール国際空港へ直通するKLIAエクスプレス発着駅であり、マレーシア鉄道公社(国鉄)・ラピドKL(クアラルンプール公共鉄道)など複数の路線が乗り入れるターミナル駅です。東南アジアでも指折りの大きさの鉄道駅です。
- KLセントラル
- バトゥ洞窟
バトゥ洞窟(バトゥどうくつ、Batu Caves)とは?
マレーシアのセランゴール州ゴンバッ郡バトゥ・ケーブス町にある巨大な洞窟である。マレーシア随一のヒンドゥー教の聖地の洞窟とされている。
wikipediaより転載
クアラルンプール
の北15kmの場所にあるバトゥ洞窟は、本来であればマレーシア国鉄の駅からすぐに行ける場所にあるのですが、マレーシア
訪問時には国鉄が工事をしていて、KLセントラルから直通では行けないということで、急遽Grabで訪問することになりました。
国鉄でいけば、もっと安くで行けたんでしょうが、ま、それでも29リンギット=870円で一家が行けたなら安いものでしょう。
バトゥ洞窟からE&O レジデンシズ クアラルンプールへのルートと料金
バトゥ洞窟からブキビンタンへの料金です。往路の29リンギットと比べてずいぶん安いな、と思われましたか?
安い理由は2つあって、往路は6Seaterでしたが、復路は6Seaterが捕まらなかったので、Grab carを手配しました。
さらに、領収書の料金欄をご覧いただければわかりますが「Rewards」という項目で、10リンギット割引されています。これにより、復路は9リンギット=270円!で帰ってくることができました。
これが、Grabのメリットの一つ、リワードシステムです。英語の発音では「リウォード」の方が正しいそうですが(^^;

こちらの記事でもチラッとご紹介しましたが、Grabを利用すればするほどポイントが貯まります。そのポイントは、クーポンや今回利用したGrabの割引券に交換できるので、ポイント欲しさに意地になって利用してしまったりします(笑)ちなみに、現金よりも、Grabpayの方が貯まりやすいんです。
そんな便利な特典も利用しつつ、クアラルンプール
郊外の旅をGrabでお手軽に楽しんだ次第です。
まとめ
ということで、「マレーシアでGrab利用!クアラルンプール空港や郊外から市内への料金は?」をお届けいたしました。
公共交通機関の発達したクアラルンプール
ならGrabはそんなに使わないかなあ、なんて思ってましたが、やはり買い物をして荷物が増えたり、子供が暑くて歩きたくなーい、なんて言い出したりして、最終的にはGrabのお世話になりっぱなしだったクアラルンプール
旅行。
1人だと多少コスパは悪い気がしますが、家族旅行やグループ旅行での移動なら断然Grabをおすすめします!
ただ、時間帯や場所によってはなかなか捕まらず、前を通る流しのタクシーを停めたくなることもしばしばありました。
結局、思いとどまってマレーシア
では一度もタクシーには乗ってません。万一、イヤな思いをしてしまったら、せっかく好きになりつつあるマレーシア
を嫌いになってしまいそうなので。
てなわけで、Grabをクアラルンプール
で使ってみたお話はここまで。次回は、Grabをペナン島
で使ってみたお話をご紹介します!
それでは!
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