どーも!「子連れさとん.com」管理人のさとんです。
前回、東南アジアで圧倒的シェアを誇るライドシェアアプリ「Grab」の運営会社についてご紹介しました。
今回は「Grab」と同じライドシェアアプリである「uber」との違いについてご紹介したいと思います。
「Grab」とUberは、どう違うのか?会社の成り立ちや営業地域の違い、そしてアプリをダウンロードして、アプリの見た目(UI)や操作性の違いについて調べてみます。
「Grab」の登録方法や具体的な使い方については、次回以降でご紹介していきたいと思いますので、いましばらくお待ちください。
それでは、行ってみましょー!
Uberの歴史や「Grab」との違い
まず、「Grab」とUberの違いを調べてみます。
uberの基本情報
まずは、Uberの基本情報である所在地や設立年です。
所在地:カリフォルニア州 サンフランシスコ
設立:2009年3月
創業者:トラビス・カラニック、ギャレット・キャンプ
Uberというのは、Uber Technologiesが運営するライドシェアサービスのことを指します。Uber Technologiesは、70以上の国や地域で、ライドシェアサービスを展開している企業です。つい先日、2019年に株式上場を目指すとの報道がありました。
「Grab」の企業価値は60億ドル(日本円で6600億円)とも言われていますが、Uberが上場すると、その株式時価総額は1200億ドル(13兆4000億円)に達するのではないか?とも言われている、ライドシェアサービス界のガリバー企業なんですね。
営業エリアの違い
Uberと「Grab」で企業価値が大きく違うのは、その営業エリアを見てもわかりますよね。
「Grab」の営業エリアは東南アジア(シンガポール、インドネシア、フィリピン、マレーシア、タイ、べトナム、ミャンマー)の7カ国に対して、Uberは中国と東南アジアを除く世界中でサービスを展開しています。
ちなみに、Uberは東南アジアの事業を「Grab」に売却したように、2016年に、中国での事業を「滴滴出行」に売却して市場から撤退しています。
アジアでUberが使えるのは、韓国と台湾、そして「日本」だけ、ということになります。ただし、日本ではライドシェアサービスは法的規制により御法度なので、Uberといえば、フードデリバリーサービスの「Uber eats」ということになります。
Uberと「Grab」では、設立された国も違えば、規模も営業エリアも違っているということがわかりました。
とはいえ、「Grab」がUberに比べて劣っている、なんてことは全然ありません。
東南アジアの国々はこれからも、ますます成長していく地域ですし、後述するようにuberに対する優位性もたくさんあります。いや、ほんとに。
「Grab」とUberのアプリをダウンロード!
能書きはここまでにしておいて、いよいよ実際のアプリをダウンロードしてみたいと思います。
ダウンロードはこちらからどうぞ!
「Grab」とUber、アプリの見た目や使用感の違いは?
では、それぞれのアプリの見た目や操作画面、実際に使ってみての違いや感想を見ていきたいと思います。
見た目(UI)はどう違う?
それぞれのアプリのオープニングはこんな感じ。
Uberは黒を基調としたシックなデザイン。対して「Grab」はシンボルカラーのグリーンを、前面に出した目立つデザインですね。
「Grab」は国内でアプリを立ち上げると、ここじゃ使えないからUberを使ってね、と表示されます。
ということで、こちらがUber。
操作方法はどう違う?
結局のところ、「Grab」もUberも国内で使うことはできないのですが、それでは話が前に進みませんね。
こちらが、それぞれのアプリの行き先選択画面です。権利関係のからみがあって、ぼんやりとしか映してませんが、どちらも地図上で行き先を入力すると、配車メニューが開きます。
「book」あるいは「配車を確定する」をタップすれば配車完了となります。最初はドキドキしますが、慣れれば大丈夫。
詳しい使い方は、次回以降でご紹介予定です。
両方使って気づいた点
「Grab」とUber。実は、さとんはuber派でした(笑)東南アジアからUberが追い出されるまでは。そんなわけで、皮肉にも両方使うことになったので、その感想をご紹介しましょう。
画面を見ておわかりだと思いますが、どちらも、Googleマップを下敷きにしているので、操作性はどちらも似たような感じです。
選べる配車メニューも、それほど差別化はできていません。どちらもタクシーは呼べますし、予約もできます。
Uberの方が便利な点
慣れてしまえば、どうってこたあないんですが、やはり母国語の方がしっくりきますよね。ただ、Uberの優位性はこれだけかもしれません(笑)
Grabの方が便利な点
「Grab」がUberに比べて劣っているわけではない、と先ほどご紹介しました。実際、両方使ってみてわかったことは、「Grab」の方がユーザーの利便性を考えているね、と思いました。
成立した地域の文化によるところが大きいかもしれませんが、カード社会アメリカで生まれたUberは乗車料金の決済はカード一本です。
対して、「Grab」は現金でも支払えるのでアプリをインストールすればすぐに使えるという利点があります。ま、何か怖いから現金で払ったことは無いんだけど(笑)
Uberは、数多く乗っても運ちゃんからの評価が上がったり下がったりするだけですが、「Grab」にはポイントが貯まるリワードシステムがあります。
貯めたポイントによって、スタバが割引になったり、フルーツジュースのチェーン店のドリンクなんかが無料でもらえたりします。ポイント好きな人には結構、ツボなんじゃないでしょうか?
ただし、ポイントの特典が使えるお店は「Grab」が使えるエリアのみなので、日本に帰ってきたら何の役にも立ちません(笑)旅先で使うなら、「Grab」料金の割引に使うのがオススメです。結構、すぐに貯まるので便利で楽しいですよ。
まとめ
ということで、「grabとuberはどう違う?アプリの見た目や使い方の違いを調査!」をご紹介しました。
Uberの撤退により、東南アジア諸国のライドシェアアプリは「Grab」でほぼ一択となりました。競争が無くなって、「Grab」のサービス低下が気になるところですが、夏に利用した時には、運ちゃんみんな良い人ばかりでした。
海外タクシーと違ってボッタクリも無いし、早くて便利で安いんだもん。これを利用しないで何に乗る?!という感じです。
あなたも、東南アジア各国にご訪問の際には、「Grab」のご利用をおすすめします!
ただ、一部の国の空港などは、ライドシェアの車は乗り入れ禁止なんてことにもなっているので、事前に確認してから行きましょう。
それでは!
海外でGrabを使うなら、レンタルWi-Fiルーター欠かせません!
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