どーも!「子連れさとん.com」管理人のさとんです。
2019年3月1日公開のドラえもん映画「のび太の月面探査記」を子供と見に行ってきました!ドラえもんの映画を劇場で見るのは、昨年の「映画ドラえもん のび太の宝島」に次いで二回目です。
前作の「のび太の宝島」は、家族愛がテーマで泣けると評判の物語でした(ええ、泣きましたとも!)。
今回の「のび太の月面探査記」は果たしてどんな仕上がりになっているのか?
気になる方の為に、あらすじや脚本は誰の手によるものなのか?感想はどうだったのか?かなり気が早いけど、次回作の情報なども、つらつらと書き散らしてみたいと思います。一部、ネタバレを含みます。
最後までお付き合いいただけると幸いです。それではレッツゴー!
月面探査記のあらすじや脚本家は?
まずは、「のび太の月面探査記」のあらすじや脚本家を調べてみました。
あらすじ
素人のさとんが、あーだーこーだと書くよりも、公式サイトからもってきた方が早いかな(笑)
月面探査機が捉えた白い影が大ニュースに。のび太はそれを「月のウサギだ!」と主張するが、みんなから笑われてしまう…。
そこでドラえもんのひみつ道具<異説クラブメンバーズバッジ>を使って月の裏側にウサギ王国を作ることに。
そんなある日、不思議な少年・ルカが転校してきて、のび太たちと一緒にウサギ王国に行くことに。そこでのび太は偶然エスパルという不思議な力を持った子どもたちと出会う。
すっかり仲良くなったドラえもんたちとエスパルの前に謎の宇宙船が現れる。エスパルはみんな捕えられ、ドラえもんたちを助けるためにルカも捕まってしまう!
はたしてのび太たちはルカを助けることができるのか!?
「のび太の月面探査記」公式ホームページより転載「https://doraeiga.com/2019/story/」
という、物語の導入部分です。
脚本家は誰?
では、「のび太の月面探査記」の脚本家をご紹介しましょう。
前作「映画ドラえもん のび太の宝島」の脚本は川村元気氏が担当されました。
世界から猫が消えたならや億男の作品で有名ですよね。
今作、「のび太の月面探査記」の脚本もまた、ビッグネームです。
「鍵のない夢を見る」で直木賞を受賞した辻村深月先生が、「のび太の月面探査記」の脚本を手掛けられました。
辻村先生の作品というと、松坂桃李さん主演で映画化もされたツナグを読んで号泣した記憶があるだけに、個人的には期待が膨らみます。
月面探査記の感想は?
ということで、「のび太の月面探査記」の感想です。
「のび太の月面探査記」のテーマは?
見終わった後に、むしょうにお餅が食べたくなる映画でした。ま、それがなぜかはご覧になってのお楽しみです(笑)
前作のテーマが「家族愛」だと勝手に解釈しているさとんですが、今作はドラえもん映画の原点に戻って「友情」がテーマでした。
月面探査記というサブタイトルのとおり、舞台は宇宙です。2015年に公開された「のび太の宇宙英雄記」や
藤子不二雄先生が脚本を手掛けられた長編「のび太の宇宙小戦争」を彷彿とさせるSF作品に仕上がっています。
「のび太の月面探査記」の元ネタは?
実は、「のび太の月面探査記」には、元になるエピソードがあります。ドラえもんのコミックス23巻の第12話に、物語のキーアイテムになる「異説クラブメンバーズバッジ」が登場するんです。
コミックスの舞台は月面ではなく地底のお話で、のび太が地底人を作り出して地底に王国が築かれる、という話でした。余談ですが、なぜかこの23巻だけ昔持ってたんですよね〜(笑)映画の導入部分が、なんとなく知ってる話に似てるな…と思ってたんです。
ま、それはさておき、映画はコミックとは異なり舞台は地底から月面に変わって、登場人物も新たに登場します。
「のび太の月面探査記」の中では、異説クラブメンバーズバッジの他にも、わすれろ草やエスパー帽子といった昔のアイテムが登場して、小さいころにドラえもんを読み耽った身としては、懐かしさもひとしおでした。
平成ドラえもんについて
平成も終わろうかという時期に、平成ドラえもんと呼ぶのもどうかとは思いますが(笑)大山のぶ代さんのドラえもんで育った、昭和人間のさとんとしては、「ドラえもんはやっぱり大山のぶ代でないと」と長らく思っていました。
ただ、子供と一緒に今のドラえもんを見てると、既に違和感をあまり感じなくなっています(^^;
「あんなこと良いな♪」ではじまる昔の主題歌も良いですが、今の主題歌「夢をかなえてドラえもん」も名曲ですよね。
なぜかはわかんないけど、この歌を聞くと、鼻の奥がツーンとして、こみ上げてくるものがあります。年でしょうか?(笑)
世代に関係なく世界に引きずり込んでいくあたりが、ドラえもんというコンテンツのもつすごさなのかもしれません。
ちょっとネタバレ!映画の展開や前作との比較
さて、「のび太の月面探査記」の話でしたね。あんまり詳しく語っても嫌な顔をされると、思うので、ネタバレは手短に済ませましょう。
月面探査記は、昔のストーリーや秘密道具を使いつつ、現代風にアレンジされた物語になっています。人工知能なんかも登場しますよ。
前半から周到に張り巡らされた伏線が、ラスボスとの戦いにかけて、見事に回収されるあたりは、さすがの腕前です。あのセリフがここにつながってくるんだ~と、思える瞬間はなかなかニヤリとさせられます。
また、女流作家の手による脚本だからか、いつもは、みんなに守られるお姫様的な立ち位置が多かったしずかちゃんが、この作品では一番おいしいところをもっていきます。
色々胸が熱くなるシーンも多い月面探査記ですが、泣けるシーンは前作宝島に軍配が上がるかな、と個人的な感想です。でも、それが月面探査記の評価を落とすものでは、もちろんありません。
面白くて、ジーンときて、涙も笑いもいっぱい詰まったいつものドラえもん映画が今年もあります!
てことで、予告編をどうぞ!
次回作は?
ちなみに、ドラえもん映画の次回作は、劇場公開40作目になります。「のび太の月面探査記」の最後に、はやくも予告編らしきものが映し出されていました。
40作目のアニバーサリー作品のテーマは「恐竜」です。大長編ドラえもんの記念すべき第一作目が、のび太の恐竜でしたが、
この作品は、声優が交代して初めての長編映画で既にリメイクされています。
ということは、恐竜時代を舞台にした、まったく新しいオリジナルストーリーになる可能性が高そうですね!気が早いけど、また、来年も子供たちと見に行こうと思っています。
まとめ
ということで、「ドラえもん映画2019「のび太の月面探査記」のあらすじや感想!次回作は?」をお届けしました。
先日、中国が月の裏側に到達した、なんてニュースが報道されていました。
月や宇宙を軍事利用するということも、物語の中だけではなくなりつつある現代ですが、子どもたちのためにも、いつまでも平和に月を見上げられる世の中が続くと良いな、月面探査記を見て、ふとそんなことを思った、春のある日でした。
それでは!
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