どーも!「子連れさとん.com」管理人のさとんです。
オジサン二人の鹿児島、屋久島旅行記⑦です。鹿児島の旅もいよいよ三日目。
これまでの様子や旅行先情報はまとめてこちらでご紹介しています。
この日は屋久島の、と言うか、今回の鹿児島旅行のメインイベントである縄文杉へのトレッキングツアーの日です。
体力に不安のある50前のオジサン二人が無事に縄文杉にたどり着けたのか?誰も知りたくないと思うけどオジサンたちのスペックや縄文杉トレッキングツアーの大まかなタイムスケジュール、感想を紹介します。
それではレッツゴー!
出発!
いよいよ縄文杉トレッキング出発の朝。出発の前にオジサン二人の体力的なスペックを。
こんなどこにでもいるメタボのオジサン二人のトレッキングツアーです。
今回利用したオリオンツアーさんのトレッキングツアータイムスケジュールがこんな感じ。
約14時間(4:00頃宿出発~18:00頃宿到着)22Kmのトレッキングとなります。
≪往路≫
荒川登山口=約3km【約50分】=小杉谷集落跡=約5.5km【約120分】=大株歩道入口 =約1km【約20分】=翁杉=約0.5km【約5分】=ウィルソン株=約1km【約60分】= 大王杉・夫婦杉=約0.7km【約30分】=縄文杉
≪復路≫
縄文杉=約0.7km【約30分】=大王杉・夫婦杉=約1km【約60分】=ウィルソン株約0.5km【約5分】= 翁杉=約1km【約20分】=大株歩道=約5.5km【約120分】=小杉谷集落跡=約3km【約50分】 =荒川登山口オリオンツアー公式ホームページより転載
https://www.orion-tour.co.jp/air/fair/kyusyu/yakushima/kagoshima.html
もう少し詳しいトレッキングコースはこちらでご紹介。
起床~屋久杉自然館へ!
朝の3時半に起きて、準備をして、ツアーガイドさんに迎えに来てもらったのがタイムスケジュールのとおり4時頃のこと。
途中、さとん達以外のツアー参加者や、ツアーにセットしたお弁当をピックアップして、縄文杉への出発地点である『屋久杉自然館』(荒川登山バス専用駐車場)に到着したのが5時過ぎでした。
あたりはまだ真っ暗です。3~11月の間は『屋久杉自然館』からトレッキングコースのスタートである荒川登山口まではバスで移動します。
往復のバス代金(中学生以上1,400円、小学生700円)は別料金のツアーもあるので、注意してください。意外に高いです(笑)オリオンツアーさんはバス代込でした。
縄文杉トレッキングコース|屋久島旅行|名鉄観光縄文杉トレッキングコースをご紹介。荒川登山口を出発しトロッコ軌道を抜けて「翁杉」「ウィルソン株」「大王杉」「夫婦杉」を見ながら「縄文杉」を目指す徒歩距離約22キロ、往復約8時間半のコース。世界自然遺産の屋久島へのご旅行は名鉄観光屋久島専門店...
トレッキングコースはこんな感じになっています。『屋久杉自然館』でバスを待つ間に、朝食分の弁当を食べます。
屋久杉自然館~荒川登山口へ!
お弁当を食べ終わったらバスに乗車。結構乗る人多いんだな、と思っていたものの、ピークはもっと多いと、ガイドさん。観光バスは満席の状態で荒川登山口を目指します。
山道をバスに揺られること30分。どこでも寝られるさとんは、バスの揺れですぐに眠りに落ちましたが、車酔いしやすい人は酔い止めを飲んでおいた方が良いでしょう。
起床から3時間近く経った6時過ぎ、ようやく縄文杉トレッキングのスタート「荒川登山口」へ降り立ちました。
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荒川登山口~大株歩道入り口へ!
荒川登山口からいよいよ縄文杉トレッキングのスタートです。ここから10キロ程平坦なトロッコの線路を歩きます。
出発時間は午前6:15頃。
岩盤の露出したトンネルを通り抜けたり、
欄干のない橋を渡って、河原を見ろしたり(下の写真は欄干ありますけどねwww)
昔、この地に住んでた人たちの集落跡(小杉谷集落)なんかを見たりしながら歩き続けます。学校の跡地では修学旅行生がガイドさんに話を聞いてました。
屋久島がメインの旅行に来ておいてなんですが、修学旅行が屋久島て言われたら、さとんだったらエーーーーーてなりますけどね。
道中でガイドさんが屋久島の植物なんかを紹介して下さいます。
動物は好きですが、花や植物にはさほど興味は無い(笑)これ何て植物だったかなあ、、、というレベル。
そうこうしてたら屋久猿と遭遇!森の中からサルたちの鳴き声も聞こえてきます。群れでいるらしいです。
アニマルに出会うとテンション上がりますし、大自然のただなかにいる、というのを実感しますね。
道中、休憩を挟みながら延々とトロッコ軌道を3時間ほど歩いて大株歩道入り口へ到着です。
ただ今の時間、午前9:15。ここで平坦なコースが終わります。
ここにたどり着いた時点で、遠いな…と。普段、3時間もぶっ通しで歩くことなんかないもんね。幸い、この時点では足腰はまた悲鳴を上げてはいない。
さとんがこのトレッキングツアーで足のケアに使ったグッズたちはこちらでご紹介。
縄文杉へ!
大株歩道入り口でトイレ休憩を取って、いよいよここから本格的な山道に入ります。
山道とはいえ、整備されてて、ちゃんとした階段もあるので、険しさで言えば前日の白谷雲水峡の方が上かも。とはいえ、所要時間が全然違いますが。
途中の湧き水スポットで水をくんだり、
ハートのシルエットで有名なウィルソン株を見たりしつつ、縄文杉に近づいていきます。
途中、大王杉に差し掛かったところで、ガイドさんが「これを見ると、縄文杉が霞んでしまうので」てことで、大王杉は帰りに見ることになりました。
というのも、縄文杉はデッキから遠巻きにしか見られないのに対して、大王杉はほぼ真下から見られます。これが、帰りに見た大王杉。
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確かに、大王というだけあって、縄文杉よりも立派(笑)ガイドさんの言葉は正しかったです。
夫婦杉を横目で見つつ、ようやく念願の縄文杉に到着!到着時間は、午前11:36でした。
縄文杉までの所要時間をまとめると
荒川登山口から5時間10分後
大株歩道入り口から2時間10分後
の道のりでした。
デッキから見る縄文杉は、ここまでの苦労もあって神々しいばかり。でも、ちょっと杉との距離感があります。
こんな感じで展望デッキは2つあります。どちらも縄文杉の周りにも木々が生い茂っているので写真写りの良い場所を探すのはなかなか難しい。縄文杉前で記念撮影をして、ちょっと離れた場所でお弁当です。
帰路でトラブル続出!
縄文杉の見える場所でお弁当を食べて、下山します。出発したのは12:30ごろ。
往路は縄文杉を見る!というモチベーションがありましたが、復路は苦行でしかありません(笑)道中、みんな口数が少なくなり、ただただ修行僧のように歩き続けるだけ。復路は緩い下りなので、往路よりもスピードが出ます。
ただ、そのスピードに足腰がついていかないのか、同じツアーに参加していた年配の女性(といっても、10も歳は離れてないような気もするけど)たちが、躓いて転倒したり、段差から滑り落ちて尻餅着いたりして、ちょっと騒然としましたが幸い、大事には至らず。
さとん自身も、前日に露天風呂で切った足の裏は大丈夫でしたが、靴紐を強く結びすぎたのか大株歩道入り口を過ぎて平坦コースに戻ってきたあたりから足首やくるぶしのあたりにちょっと違和感が。
その時点で、靴ひもを緩めたりして点検してみればよかったものの、まあ大丈夫だろうと、高を括ってそのまま歩き続けたら、だんだん、違和感が痛みに変わってきた。
小杉谷集落跡から荒川登山口までの3km程度がこんなに長く感じたのは、生まれて初めてかも。痛みに耐えつつ、どうにかこうにか、倒れこむように荒川登山口へ到着!!
放心状態だったのか写真も撮っておらず(笑)推定帰着時刻は16:30頃でした。細かなアクシデントがあったのと、参加者みんなくたびれてたのとで、往路よりも時間かかってますね(^^;
そんなこんなで17時発のバスに乗って屋久杉自然館前へ到着したのが17時半ごろ。荒川登山口と屋久杉自然館前のバス時刻表はこちらで。
そこからガイドさんの車に乗って、各自の宿へ送り届けてもらって、最終的に宿に帰ってきたのは18時半前でした。
まとめ
ということで、以上「屋久島縄文杉トレッキングツアーに行ってきた!体力不安なオジサンが挑戦!」をお届けしました。
40代後半のオジサンが参加した縄文杉トレッキングツアーのタイムスケジュールをまとめると、こんな感じです。
全体の所要時間(宿出発から宿帰着まで)14時間30分
起床 | 3:30 |
宿出発 | 4:00 |
屋久杉自然館(朝食) | 5:00 |
荒川登山口到着-出発 | 6:00-6:15 |
大株歩道入り口 | 9:15 |
縄文杉(到着) | 11:30 |
縄文杉(出発) | 12:30 |
荒川登山口到着 | 16:30 |
屋久杉自然館到着 | 17:30 |
宿帰着 | 18:30 |
縄文杉トレッキングの感想ですが、全体的には平坦コースなので普段特別に運動をしてなくても、心身ともに健康であればなんとか気力で乗り切れるコースなのでは、と思いました。
ただ、まあ偽らざる感想を言えば、遠かったし疲れた(笑)縄文杉を見た!という感動はもちろんあるものの、二人のオジサンの共通認識としては「一回でええな」というものでした。
そうは言っても、得難い経験であることは間違いないので、百聞は一見に如かずということで、あなたもお体に気を付けてぜひ行ってみてください!!
それでは!
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