どーも!「子連れさとん.com」管理人のさとんです。
三年に渡るコロナ禍が終わり、ようやく海外へも行ける日常が戻ってきました。
コロナの間、ちまちまとポイ活に勤しんで貯めてきたマイルがある程度の数字になったので、ヨーロッパ往復の特典航空券に変えてみました。
ポイ活にはモッピーがオススメです。
日程はこんな感じ。
2023.08/04 22:40 パリ発シンガポール 着 (SQ331便)
2023.10/10 13:55 シンガポール 発関空着 (SQ622便)
変なスケジュールですよね(笑)シンガポール からの帰りの便がどうしても、夏の日程で取れませんでした。
なので、シンガポール からの帰路は、10月にシンガポール 旅行をする前提で、シンガポール 関空間の往復航空券を別途手配をしたわけです。
別途手配したのは、シンガポール からマニラ経由関空行のフィリピン航空の往復フライトでした。フィリピンに日本から戻ってくるのは10月。
料金的には、シンガポール航空は燃油サーチャージを取ってないので、ヨーロッパ行の航空券は諸税のみ一人二万円くらいで、シンガポール 往復が五万円くらいのチケットというちょっとした逆転現象(笑)
それでも、一人七万円で、ヨーロッパとシンガポール の旅に行けると考えるとリーズナブルな旅でしょう。
なんて思いつつ、あとは出発を待つばかりだったのですが、出発まで2週間を切った2023.7/15。あの忌まわしいメールが届いたんですよ!!
てことで、今回は、出発の2週間前にフィリピン航空にフライトスケジュールを勝手に変更され、航空券を手配した旅行会社「GOTOGATE」のポンコツ担当につかまったこともあって、さっぱり便の振り替え処理が進まず、途方に暮れた記録です。
出発前から暗雲立ち込めるロンドン・パリ旅行は果たしてどうなったのか?「GOTOGATE」と交渉するときはどこに気を付ければ良いのか?あなたの旅の参考になれば幸いです。
それでは、レッツゴー!
出発二週間前に日程変更!
シンガポール 行きのフライトが飛び立つまで2週間を切った7/15日。
何やら軽い調子のメールが届きました。「Some changes occurred to your flight」直訳すると「フライトに一部変更が発生しました」
このタイミングで航空会社から届くメールなんて、経験上、ろくなもんじゃないんです。なんか前にもこんなことあったなあ…
前はLCCのエアアジアだったから仕方ないなあ…という感じだったけど、フィリピンとはいえ一国のフラッグキャリアがこの仕打ちとは…で、どう変わったのよ。
Singapore to Osaka
2023.8/6
Departure: 00:30 シンガポール
Arrival: 04:30 マニラ
Airline Philippine Airlines PR 510
乗り継ぎ時間 : 9:25
2023.8/6
Departure: 13:55 マニラ
Arrival: 19:10 Osaka, Japan
Airline Philippine Airlines PR 408
マニラの乗り継ぎが9時間というのも、今から考えるとかなり、あれな乗り継ぎ時間なんですが…そんなの霞むくらいの日程に!
Singapore to Osaka
2023.8/6
Departure: 00:30 シンガポール
Arrival: 04:30 マニラ
Airline Philippine Airlines PR 510
乗り継ぎ時間: 23:10
2023.8/7
Departure: 03:40 マニラ
Arrival: 08:55 Osaka, Japan
Airline Philippine Airlines PR 408
乗り継ぎ時間23時間!?はあ??
フランスからの帰路。マニラから乗る予定だったPR 408便のフライトスケジュールが変更になり、シンガポール 発の510便が到着する時間にはすでに地上にいない、てことで玉突き事故のように、23時間後の408便に振り替えられてしまってました…
出発地のシンガポール なら23時間の乗り継ぎも許容範囲かなあ、とは思うものの、フィリピンのマニラで23時間も何して過ごすのよ!
おまけに、フィリピン入国には相変わらずワクチン接種証明が必要とかで(2023年8月時点)入国するにしても、大変煩雑。これ、なんとかなりませんかね?
GOTOGATEへ問い合わせ!
スケジュール変更はフィリピン航空が元凶ですが、便の振替の交渉なんかは、航空券を買った旅行会社にお願いしないといけないルールだそう。
今回、値段に釣られて「GOTOGATE(ゴートゥーゲート)」という、聞いたことのない会社から購入。
「GOTOGATE」とは?
GoToGate は、スウェーデンのウプサラに拠点を置くオンライン旅行代理店および航空旅行の販売業者。
「GoToGate は頻繁に論争や批判にさらされており、「比類のない低価格」を誇っているにも関わらず顧客サービスが貧弱であることがしばしばターゲットにされています。」
wikipedia 英語版より抜粋、翻訳
外国の会社でした。世界的にトラブってるみたいですね(笑)
「GOTOGATE」の問い合わせ電話番号は?
「GOTOGATE」のお問い合わせ番号と営業時間です。
電話番号:050-5050-0790
こちらの問い合わせ電話番号ですが、予約者だけに公開されているのかも。窓口は、日本語を話せる人にも繋がる場合もありますが、いっぱいだと、英語のコールセンターに回されることも。
何度かチャレンジしましたが、平日の日中だと日本語を話せる方(ただし、日本人ではなく、日本語を話せる外国の方)につながりやすかったような。
問い合わせ窓口に繋がった際、こっちの電話番号を国番号81から入力させる時は、日本語カスタマーセンターにつながりましたので、そこで振り分けてる仕様かも(知らんけど、笑)
朝一で電話したら、英語のカスタマーセンターへ回されて、遠くの方で何語かわからない言語がボソボソが聞こえてたけど、色んな意味でどうしようもなかったので丁重に切りました。
英語が話せないので、利用したのはチャット。5年前、エアアジアで色々お願いしたときもチャットだったな、なんてノスタルジーに浸りつつ、チャットで問い合わせてみることに。
ポンコツ担当に要注意
前回、エアアジアの経験からチャットなら、グーグル翻訳を味方に、なんとか太刀打ちできんじゃね?と思ったわけ。
最初にチャットに現れた担当者に、
乗り継ぎ時間がばかみたいに長くなったので振替便を調整してほしい。
とお願いすることに。彼、だか彼女だかわかんないけど
よしわかった。担当部署に連絡したからメールが届くまで待ってろ
と、力強いお言葉。おお頼もしい!単純なさとんはその返事を鵜呑みにして、待つこと3日…なんの音沙汰もない。
チャット終わった直後に「What did you think about the service? Your opinion matters to us」というタイトルのメールが届いたきり。
「このサービスについてどう思いましたか?あなたの意見は私たちにとって重要です」
知らんがな!意見よりもっと重要なことあるやろが!あほか!!
最悪担当に要注意!
嫌な予感がする…日本人相手だったらこのまま信じて待ってたでしょう。でも、相手は外国人。日本の常識は通用しない。てことで、再びチャットに接続。
残念ながら、前回繋がったヤツに再度繋がる訳はなく、とある担当者につながった。この最悪ポンコツ担当とのやりとりはこんな感じ。
乗り継ぎ時間を調整してほしい、て前回依頼したんだけど、音沙汰が無いのはどうなってんの?
調べるのでちょっと待て…
五分ほど待たされる。
状況はわかった。今、変更のメールを送ったので、それを見れ
おお!
こんにちは さとん。申し訳ございませんが、ご注文番号*****のフライトは 航空会社により 再スケジュールされました。
ご予約の変更点はこちら
Sun, 6 Aug - PR510
Departing: シンガポール・チャンギ国際 (SIN) at 00:30
Arriving: マニラ・ニノイ・アキノ (MNL) at 04:30
乗り継ぎ時間23時間
Mon, 7 Aug - PR408
Departing: マニラ・ニノイ・アキノ (MNL) at 03:40
Arriving: 大阪 関西国際 (KIX) at 08:55
変わってないやーん!!イヤイヤ、これをなんとかしてほしい、て別のやつにお願いしたのよ!担当部署にメール送ったから、待て、て言われて待ってたけど、全然音沙汰ないの
調べるのでちょっと待て…
(またかよ)
調べたけど振り替えられる便はない
は?いやいや、無いんだったら三日前に言えや!
それに、フライトスケジュール見たら、PR412便てのが4時間ほどの乗り継ぎであるやん!
振り替える便はない
えー(・_・;)こいつ、アカンやつやん…
ちょっと、呼吸を整えて、もう一回。
PR412便に振り替えることはできないのか?
ムリダ、デキナイ
(返事早っ!!)絶対調べる気無いやん…こいつ
A.航空会社から提案された便以外の代替便が限られています。 ご連絡いただければ、当社で最適な日程を探すお手伝いをさせていただきます。
お手伝いします、てホームページに書いてあるけど、振り替える便は無く、マニラで23時間待て、てことですね
ソウダ
温厚なサトンもさすがに切れそうになったけど、こんなのに切れても仕方ないので、そうですかとだけ書き込んで、チャットを切ってやった。
その後、23時間の乗り継ぎ時間をどうやって過ごそうか、やはり入国するしかないかあ…なんてプランを考えていて、とりあえず、マニラのホテルを予約をするところまで行きついた。
救世主降臨!
マニラでの23時間の過ごし方をあーでもないこーでもない、と考えている時にふと思った。
さっきのあいつがとんでもなくポンコツだっただけで、もしかして、別の担当者なら何か手立てを考えてくれるのでは?
ある意味、天啓だったのかも。一縷の望みに賭けて再度、チャットに接続するさとん。
繋がったのは、リチャ・グプタ氏。できる人だったので、名前書いちゃいましょう。彼か彼女かわかんないけど、まさに救世主が降臨したんです。さとんの頭の中では、スーツをピシッと着こなすできる女イメージ。
ダメ元であいつに伝えた同じことをリチャ氏に伝えてみる。
状況を確認しますので、少々お待ち下さい、
(ここまでは同じだ)
状況の確認ができました。乗り継ぎ時間が長いので、短い便に振り替えられないか?というご依頼ですね?
そうです、PR412便に振り替えられるならお願いしたいんです
そうですか…状況を更に確認しますので、もうしばらくお時間をいただけますか?
丁重な感じは良いけど、あいつも最初はそうだったしな
8/7マニラ発のPR408便を8/6発のPR412便に変更をご希望、ということでよろしいでしょうか?
そうです!できますか?
リクエストという形で航空会社に依頼を上げることで、変更対応が可能かもしれません
キターーーーーー!!!あのやろー
ただ、追加料金が必要です
えー
と言っても、とりあえず値段を聞いてみるしかない。
グループで一回8000円になります。
四人で割ったら一人二千円。あまりうれしい出費じゃないけど、最初の9時間からも半減するなら、有りか…ということで
お願いします!
そこから、カード決済で請求することの手際のよいこと(笑)
あれよあれよと言う間に、8000円を支払ってました。今から思うと、フィリピン航空もグルになった詐欺なんじゃないかとすら。
注文日: 2023年07月19日
サービス料 (変更)
August 6 (Sun) PR510
Departure Singapore Changi Airport (SIN) 00:30
Arrive Manila Manila (MNL) 04:30
August 6 (Sun) PR412
Departure Manila (MNL) 09:05
Arrival Osaka Kansai Airport (KIX) 14:15
¥8,000
ただし、このリクエストが承認される保証はありません
ええええええ
否決された場合は返金します
ああ、それなら、まあ・・良いのか悪いのかわかんないけど
てことで、リチャ氏とのチャットを切ったわけです。
この時点で、最初の連絡から4日経過してて、出発の7/27までは一週間ほどのリミット。まあ、シンガポール 発のフライトは8/6だから、先方からしたら2週間ほどまだ、あるてことなんでしょうけど。
ここからもなかなか回答が来なくてですね…リクエストの承認てそんな時間かかるもんですか?てフィリピン航空にも連絡してみたりしました(笑)
ついでに、フィリピン航空の連絡先です。ここは東京に支店があるので、日本語で話せます。
住所:〒103-0022 東京都中央区日本橋室町1-9-12 共同ビル(室町1丁目)7階
電話番号:03-6262-5785
予約・発券部 電話番号:03-6262-5663 0570-783-483 ※日本国内のみ利用できます
国際電話:+81-3-6262-5663
営業時間:9:00 〜17:00
フィリピン航空は、「そんな時間はかからないと思うんですけどねえ」…なんて、他人事みたいなお返事。
元々はお前んとこがフライトスケジュール変更するからやんけ!と思ったけど、それ言ってももうどうしようないし、この辺りになってくると、Gotogateがサボってんのか、フィリピン航空の手際が悪いのか、もうどっちも悪て感じ。
しつこくどうなってますか?とGotogateに連絡入れる都度、言い訳のようにメールが届くのが面白かったです。
航空会社と協力して予約変更を行っております。リクエストが航空会社によって許可された場合、当社は再予約を処理します。メールが届くまで待ってからお問い合わせください。
追加のサポートを求める再予約リクエストはすでに航空会社に送信されていますが、まだ返答を待っている状態であることをお知らせいたします。
マニラのホテルのキャンセル期限と、シンガポール への出発日が迫る中…モヤモヤした気持ちのまま迎えた出発当日のお昼前、フライトスケジュール変更の連絡がついに!!
てことで新しい旅程がこれ!久々に小躍りしたくなった瞬間でした。
Sun, 6 Aug - PR510
Departing: Singapore Changi (SIN) at 00:30
Arriving: Manila (MNL) at 04:30
乗り継ぎ時間:4:35
Sun, 6 Aug - PR412
Departing: Manila (MNL) at 09:05
Arriving: Osaka Kansai Airport (KIX) at 14:15
大博打に勝った気分
この時の搭乗記はこちら。
まとめ
ということで、以上「フィリピン航空が勝手に変更!Gotogateの日本語問い合わせ番号や交渉の顛末!」をお届けしました。
結果オーライだったとはいえ、出発する前にどっと疲れた交渉の顛末です。Gotogateと交渉される場合は、ポンコツ担当にはくれぐれもお気をつけください。
できることでもめんどくさいからか、できない、て平気で言う連中が混じってます。いや、そんなはずないと思った時は、そいつとはオサラバすることをオススメします。
ただ、今回の出来事は、Gotogateが悪かったのか、フィリピン航空がダメダメだったのか、正直なところ判然としない部分もあります。変更の申し込みをした後は、フィリピン航空が怠けてたんじゃないかなあ、と個人的には思ってますが、真相はやぶの中。
それでは、シンガポール 経由ロンドン・パリ旅行に行ってまいります。
ちなみに、
旅行代金や空港までの交通費を
JCBゴールドで支払っていれば、旅行中の病気やケガはもちろん、もしもの航空機遅延時にも手厚く補償!
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