どーも!「子連れさとん.com」管理人のさとんです。
滋賀県から奈良経由ではるばる高野山にやってきたさとん一家です。前回、どうにかこうにか探し当てた金剛峯寺前の駐車場に車を停めて向かうのは総本山金剛峯寺です。金剛峯寺の詳しい情報については、金剛峯寺とは何?住所や場所、拝観料を調査!歴史や御本尊を紹介!の記事を参照ください。また、高野山内の駐車場情報はこちらの記事をご覧いただけると喜びます(笑)
ということで、今回は総本山金剛峯寺を探検してきた様子をお届けしたいと思います。無料エリアである正門から境内まで、そして寺院内や庭園の様子。そして、そもそも子連れが行って大丈夫な場所なのかどうか?といった感想をご紹介しましょう。
最後までお付き合いいただけると幸いです。レッツゴー!
金剛峯寺正門前から境内へ
それでは、金剛峯寺の中へ入ってみましょう。
正門
金剛峯寺駐車場からも見える場所にあるのが正門です。現在の正門は1593年(文禄2)年に再建されたものだそうです。再建されたとはいえ、金剛峯寺にある建物の中では最古の建造物なんだとか。
正門をバックにパシャリ。
大玄関と小玄関
写真は大玄関の前で座り込む愛娘の図(笑)とおりすがりの外国人の方も驚きだ!
ちなみに、昔はこの大玄関はやんごとない方々しか使っちゃだめな入り口だったそうです。時代は変わるもんですね。この大玄関の横に小玄関があって、さらにその横に観光客の入り口があります。なんか入り口だらけですな(笑)
ちなみに、正門から玄関前までは無料で入れます。中に入らなくても、境内には「天水桶」や「鐘楼」など、いろいろ見どころが多いので、是非ご覧ください!
金剛峯寺の中を探検!
いよいよ、金剛峯寺の中に突撃です!観光客入り口の土間に高野山のマスコットキャラクター「こうやくん」の書き割りがありました。書き割りを見ると顔を突っ込まずにはいられない、うちの長男「たろう」さん。記念にパシャリ。
お寺の厳かな雰囲気に、普段はやかましい子どもたちも、なんとなくもの静か。ま、つかの間の静寂でしたが(笑)
高野山の大広間と持仏間(おおひろまとじぶつま)
このあたりの写真がないのは、自由自在に堂宇の中を走ろうとするチビ共を追いかけて、とっつかまえてたからでしょうね。
こんな広間あったっけ?というレベルです(^_^;)空海様、ごめんなさいm(__)m
柳の間
秀次自刃の間、とも言われている部屋です。
さとんが、住んでいる滋賀県にある、近江八幡を治めたこともある豊臣秀次。豊臣秀吉の甥っ子ですね。関白にまで上り詰めた彼が、なぜ自刃しなきゃならなかったのか?豊臣家の跡目争いが原因ともいわれています。
なんだか切ない部屋だなあ、と、ちょっとしんみり。
ちなみに、近江八幡にあるお菓子のテーマパーク「ラコリーナ近江八幡」については、こちらの記事でご覧ください。宣伝、てわけじゃないけど(笑)
新別殿
昭和59(1984)年に新設された施設です。弘法大師御入定1150年御遠忌大法会における、参拝者の接待所として作られました。その広さ、なんと169畳!現在も参拝者の休憩所として使われていて、
お茶とお菓子をいただけます。広いっす!!
子どもたちはここで、お菓子を貪り食っておりました(笑)もうちょっと、慎み、という言葉も覚えてほしいけど、ま、しかたねーか(;^_^A
行ったときには何も催されてませんでしたが、高僧や著名人の講話などもここで行われるんだとか。
蟠龍庭(ばんりゅうてい)
難しい字ですね。蟠龍とは、とぐろを巻いた龍のことだそうです。龍がとぐろを巻きつつ、奥殿を守っている、というイメージを表現しているそうな。
しかし、広くてキレイなお庭ですね。たいそう由緒あるんだろうな。。。と思ったら、こちらのお庭も弘法大師御入定1150年御遠忌大法会に合わせて造営されたんだとか(^_^;)
歴史はともかく、その広さは2,340平方メートルと、こちらも圧倒的なスケール。国内最大級の広さです。平地ならともかく、この山奥にこんな壮大な石庭が!と思うと、いったいいくらかかったんだ?と煩悩にまみれた俗人は考えてしまうわけです(笑)
台所
あまりお寺の参拝ではお見かけしない台所。そりゃ、お坊さんだって雲や霞を食って生きてるわけじゃないので、必要な施設ですが、あまり公開されている施設てありませんよね。
柱や梁は、煤でまっくろで、こういう、生活感あふれる施設を見るほうが、個人的には親近感を感じます。お坊さんも人間なんだ、と。下の写真のように、罰当たりな人もいますけどね。
水飲み場はきれいな水が貯えられており、行ったときには、すいかが浮かんでいました。デザートに召し上がるのでしょうか。はなこ嬢が狙っておいででした(笑)
金剛峯寺を探検した後の感想
高野山の代表的な寺院である金剛峯寺。子供を連れての訪問だったので、迷惑がられないかな?
と思いましたが、子どもたちも思いの外、おとなしく(ま、長い廊下は走ってましたけど、笑)してくれました。
お寺の中には、小さいながらもミュージアムショップ的なお店もあって、金剛峯寺土産が買えるようなっています。数珠だったり新別殿で提供されるお菓子なんかも売られてます。
ただ、小物も多く置いてあるので、小さい子連れだと、何を触るか気が気じゃない(;^_^Aということで、さとん一家はショップは早々に退散!
ま、到着した時間も遅く、子連れだったこともあり、長居はできませんでしたが、中を見て回っていると、昔訪れたことがある姫路城や永平寺を思い出しました。古い建物は、趣があって良いな、と改めて思った次第です。
まとめ
ということで、「高野山日帰り旅!お寺といえば金剛峯寺!駐車場に車を停めて探検!!」をお届けしました。子供がガサガサしてすいません、と、この場を借りてお詫びを申し上げます。
とはいえ、人が少ない時間帯に行けたのが功を奏したのか、金剛峯寺の中は、子連れにも温かい穏やかな時間が流れていたような気がしました。お大師さんの威徳の賜物でしょうか?なんて、勝手に思ったりもしています(笑)
金剛峯寺を後にした我が家は、高野山の商店街方面へと足を向けるのでした。
つづく。
ご興味ございましたら、こちらもどうぞ!
高野山のるるぶ読み放題!!
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