ジョージタウン観光案内「後編」⑩~⑳
引き続きジョージタウン
観光案内後編です。さとん一家は⑨レッドガーデンの後、お腹いっぱいになって日も暮れたのでホテルへ帰ってしまいました(笑)翌日はホテルから北上して、散策を再開したのですが、ここでは散策を続けつつ南下していく感じで、ご紹介を続けたいと思います。
10.コーヒーアトリエ
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コーヒーアトリエ は、スチュワート通りにあるプチホテルです。その名の通り、昔のコーヒー焙煎工房をリノベーションして作られています。一階の一角には今もカフェがあり、昔ながらの焙煎工房の見学も可能です。
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ホテルの部屋は一階の一部と二階にあります。部屋数四室とこじんまりとした造りながら、往年の面影を残しつつ、機能的で過ごしやすい居室に改築されています。
コーヒーアトリエがあるスチュワート通り近くには、こちらのコーヒーアトリエ以外にも、セブンテラシズ
やThe Edison George Town
といったペナン島にある昔ながらの建物をリノベーションしたおしゃれなプチホテルが立ち並んでいます。
子連れではなかなか泊まりづらいのですが、カップルや女子旅で、こうしたかわいくてオシャレなホテルに一泊するのも良いかもしれません!泊まらなくても歩いてるだけで楽しい通りでしたよ!

住所
47 - 55 Lorong Stewart, George Town, Penang Island 10200, Malaysia
公式ホームページ:http://coffeeatelier.com/
11.観音寺
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ペナン島最古と言われる、仏教寺院が観音寺です。
建築は1800年代の前半と言われ、福建省や広東省から入植した中国人が信仰のために建立しました。御本尊は名前の通り、観音様です。観光地というよりは、今なお地元の方の尊崇を集めているようで、いつも参拝客で、ごったがえしています。線香の煙に慣れてない子どもたちは煙たい煙たいと、連呼してました。
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マスジット・カピタン・クリン通り(通称ハーモニー ストリート)沿いには、先ほどご紹介した、セントジョージ教会(キリスト教)を筆頭に、観音寺(仏教)、カピタン・クリン・モスク(イスラム教)と世界三大宗教の寺院に加えて、ヒンドゥー教のスリ・マハマリアン寺院がわずかな距離で密集しています。ペナン島が持つ文化の多様性が通りを歩くだけでわかるのも、この通りの素敵な魅力です。
Jalan Masjid Kapitan Keling, George Town, 10200 Penang Island, Malaysia
営業時間:9:00-18:00
休館日:無し 入場料:無料
12.ペナンプラナカンマンション
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プラナカンとは、欧米列強の統治下にあったマレー半島各地に、15世紀後半頃から数世紀をかけて移住をした中華系移民の末裔のことです。ペナンプラナカンマンションは、そんな移民の中で成功を収め富を手に入れたハイキーチャン(海記桟)が19世紀頃に建てた邸宅を博物館として公開しています。
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ジョージタウン
のチャーチ通りにある、目にも鮮やかなミントグリーンの建物はよそ見をしていても、つい二度見をしてしまうほど。内装も豪華極まる細工が施され、今ならセレブと称されたであろう大富豪の生活を垣間見ることができます。
入場料がかかることと、チビ共が調度品をぶっ壊したら目も当てられないので、こちらはさとん一家はスルーです(笑)
29 Church Street, 10200 Penang
営業時間:9:30-17:00
休館日:日曜、祝日 入場料:大人20RM(600円)
公式ホームページ:http://www.pinangperanakanmansion.com.my/
13.リトルインディア
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このあたりに足を踏み入れると街の様相が一変します。辺りはスパイスの香りが立ち込め、カレー料理のお店やタンドリーチキンを軒先に吊るすお店が目に飛び込んできます。リトルインディアの名前の通り、このエリアは多くのインド系住民が居住しています。
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さとん一家がこのあたりを散策したのは、実は地図の番号通りではなく、19のチャイナタウン方面から、リトルインディアにやってきました。
つい先程まで、漢字があふれていたお店の看板が、道路を隔てると、潮が引くように駆逐される光景は、なかなか日本でお目にかかる機会は少ないでしょう。これがペナンの多様な文化か!と街を歩きながら思ったもんです。
Lebuh Pasar, George Town, 10450 George Town, Pulau Pinang, マレーシア
営業時間:24時間 定休日:無 観覧料:無料
14.スリ・マハマリアマン寺院
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リトルインディアにある、ヒンズー教の寺院です。入り口はリトルインディアに面し、裏口がマスジット・カピタン・クリン通り(通称ハーモニー ストリート)に面しています。裏口なのでハーモニーストリートを歩いていると、うっかり通り過ぎてしまうかもしれません。
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1883年に建てられたスリマハマリアマン寺院。象の神様「ガネーシャ」をはじめ、きらびやかで派手派手しいヒンズー教特有の色彩が目にも鮮やかです。日本ではあまりヒンズー教の寺院に足を踏み入れることは無いと思いますので、なかなかレアな経験ができますよ〜
Lebuh Queen, George Town, 10450 George Town, Penang Island, Malaysia
営業時間:07:00-12:00/18:00-21:00 定休日:無 観覧料:無料
15.カピタンクリンモスク
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カピタンクリンモスクは、イスラム商人によって建立されたイスラム教の寺院(モスク)です。マレーシアでも屈指の大きさということで、地図上で勝手に面積を調べて見ましょう。
さとんが今回のマレーシア
旅行で訪れたモスクを比べてみます。
マスジットジャメ 80m×30m=2400㎡
ピンクモスク 170×110m=18700㎡
(グーグルマップより勝手にさとん調べ)
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クアラルンプール
にある国立モスク「マスジットジャメ」よりも大きいですが、ピンクモスクよりは小さいみたいですね(;^_^Aま、グーグルマップの建物のシルエットから勝手に割り出した数値なので、あくまでも参考値ですよ(笑)内部見学も可能ですが、礼拝の邪魔にならないようにしましょう。
Jalan Buckingham, George Town, 10300 Penang Island, Malaysia
営業時間:9:00-17:30 定休日:無 観覧料:無料
16.チャイナタウン
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ペナン島
の人口は74万人(2010年統計)とされ、その人口構成は中華系 55.6%、マレー系 29.5%、インド系 7.2%、その他 7.7%という内訳になっています。(経産省調査資料より)
いわば、島全土がチャイナタウンと言っても過言ではないですが、とりわけキャンベル(Lebuh Campbell)通りの界隈は漢字の看板が溢れかえっています。ふと懐かしさを感じるのはやはり、漢字を使う民族という共通項があるからなのかな?と、この通りを歩いていて思いました。
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朝の時間にチャイナタウン散策をして、口コミが高評価だった「大東酒楼」という飲茶屋さんへ。 ここは、掛け値なしに安くて美味しかったです。以前に香港のシティーホール界隈にある有名飲茶店へ行きましたが、そこより美味しかったと断言できます。
次に、ペナン島
へ行ったらジョージタウン
の散策はするかどうかはわかんないけど、ここのお店は絶対リピートするぞ!と心に決めているさとんでした。
営業時間:6:00-23:30 定休日:無し
予算:二人で1,500円もあれば満腹です!リーズナブルですよ!!
17.クー コンシー(邸公司)
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チャイナタウンの一角にあるクーコンシー(邸公司)は、邸(クー)氏一族の霊廟という意味です。福建省からやってきた邸(クー)氏一族が建立しました。一族のために寺を建てるという発想がなかなか日本人には無いので、驚きですが、わかりにくい入り口を潜った中の様子もなかなか驚きです。
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もうとりあえず、金ピカです。タイのバンコクにある寺院も金ピカですが、それとはまた違った金ピカ具合。赤を基調に作られているせいかもしれませんね。
一族の集会所的な使われ方をしていたそうですが、この空間で果たして真っ当な判断が下せたのかどうか?が、個人的には気になるところです(笑) 
18 Cannon Square, George Town, 10200 Penang Island, Malaysia
営業時間:9:00-17:00 定休日:無 観覧料:無料
公式ホームページ:http://www.khookongsi.com.my/
18.ヤップコンシー
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クーコンシーの近く、アルメニア通りの交差点にあるのが、ヤップコンシー(葉公司)です。先述したとおり、コンシー(公司)とは霊廟のことを言います。ヤップコンシーは葉一族の霊廟のことを指します。
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福建省からペナン島に移り住み、財をなした葉一族によって1924年に建立された道教寺院です。
目にも鮮やかな緑の祠は、小さいながらも抜群の存在感を誇ります。大きくて金ピカだけど入り口は奥ゆかしいクーコンシーとは対照的で面白いですね。
18 Cannon Square, George Town, 10200 Penang Island, Malaysia
営業時間:24時間 定休日:無 観覧料:無料
19.ストリートアート
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世界遺産ジョージタウンを歩いていると「ストリートアート」あるいは「ウォールアート」と言われる外壁を彩るアートを見かけます。
世界遺産登録後にその数を増やしている ストリートアートは、紹介しだすときりがない(^_^;)ので、上記の「自転車のストリートアート」のご紹介にのみ、とどめさせていただきます。
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ストリートアート以外にも、金属で作られた針金アート(ワイヤーアート)もあちこちで見かけます。アートマップが公式ホームページにあるので、ダウンロードしつつ街歩きをしてみると、良いでしょう。
クリックしてstreet-art-2014.pdfにアクセス
316, Beach St, Georgetown, 10300 George Town, Penang, マレーシア
営業時間:24時間 定休日:無 観覧料:無料
20.Clan Jetties Of Penang 同姓一族の橋
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ジョージタウン
観光、いよいよ最後はClan Jettiesのご紹介です。同姓一族の橋や一族の桟橋とも言われている、伝統的水上集落のことです。元は中国からペナン島
に移り住んだ中華系移民が、桟橋上に居住を始めたのが始まりです。当時、桟橋上では税金がかからなかったんだとか。
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現在も生活の場として使われており、それぞれの桟橋は居住する一族の姓で呼ばれています。林橋、陳橋といった具合で、一番規模が大きく数百人もの周一族が暮らす桟橋が周橋(チュウ・ジェティー)です。
観光地化されているとはいえ、実際に人々が暮らす生活の場なので、ご訪問の際も節度ある行動をお願いします。
Pengkalan Weld, George Town, 10300 George Town, Pulau Pinang, マレーシア
営業時間:夜間や早朝の訪問は避けましょう 定休日:無 観覧料:無料
まとめ
ということで、「ジョージタウンの観光名所やみどころ20 選!ブルーマンションや観音寺はどこ?」をご紹介いたしました。ジョージタウンは道が入り組んでいるので、観光地を一筆書きで効率よく回るにはなかなかコツが要ります。
さらに、天敵は暑さ(^_^;)日中は軽く30 度を超える常夏のマレーシア
なので、街歩きに使える時間は限られてきます。自分で歩いて回るのはめんどくさいな〜なんて方には、オプショナルツアーもあるのでご検討ください。
ジョージタウン
初訪問だったさとん一家は、いきあたりばったりに2日に分けて街を散策しましたが、やはり取りこぼしが多かったです(笑)周橋(チュウ・ジェティー)なんかるるぶに載ってないんだから!
ということで、長々とご紹介しましたがジョージタウン
の主要な観光地は網羅できたかな?とは思います。あなたのジョージタウン
観光の一助になれば幸いです。
それでは!
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