どーも!「子連れさとん.com」管理人のさとんです。
高野山の見どころをを巡る第三回目は、壇上伽藍と並んで高野山の聖地とされる「奥の院」についてご紹介したいと思います。奥の院という名前の通り、神秘的なイメージがありますが、実際のところ、どんな場所なのか?調べてみたいと思います。
奥の院の場所や地図、開門時間、拝観料などの基本情報から、奥の院の見どころ、そして開祖空海が今も生きているという噂の真実を調べてみましたので、よろしければ最後までお付き合いください。
それでは行ってみましょう!
奥の院はどこにある?地図は?
まずは、奥の院はどこにあるの?ということで地図でご紹介しましょう。
奥の院はその名の通り、高野山の入り口にあたる大門から見て一番奥にあります。
大門から四キロほどあるので、歩いて行くのは少々厳しい距離です。壇上伽藍や金剛峯寺を見たあと、車やバスで移動するのがオススメです。
ちなみに、奥の院と言いますが、国道371号線で高野山にやってくると、一番最初にたどり着くのが、奥の院になります。371号線でのアクセスについてはこちらの記事をご覧下さい。
奥の院の主要施設の開門時間や料金は?
続いては、奥の院の開門時間や料金といった基本情報をご紹介しましょう。ちなみに、奥の院という施設はありません。奥の院とは、高野山の聖地の総称になります。
なぜ、ここが聖地と呼ばれているのか?それは、開祖空海が、今もなおこの地で生きている、とされているからです。
空海は、835年3月21日に、奥の院で入定された、と伝えられています。また、難しい言葉が出てきましたね(笑)
入定とは、高僧が肉体を現世に留めたまま永遠の瞑想に入ることを言います。現在も空海は高野山で生きていて、衆生の救済のため日夜、祈りを捧げている、とされています。
この考えは高野山の公式見解なんですね。ちなみに、入定した後、その体は仏になると考えられており「身、即ち、仏」ということで、即身仏とよばれます。前振りが長くなってしまいました。
奥の院主要施設の開門時間と拝観料
奥の院の主要な施設は、灯籠堂と頌徳殿そして、弘法大師御廟の3つです。ここでは、それぞれの開門時間と拝観料をご紹介しましょう。
灯籠堂
開門時間:午前6時~午後5時30分
拝観料:無料
頌徳殿
開門時間:午前8時から午後4時30分(5~10月)
午前8時30分から午後4時まで(11月~4月)
拝観料:無料
弘法大師御廟
残念ながら立ち入り禁止です
この3つ以外にも、奥の院へ向かう参道には多くの墓所、仏塔などが数多く、立ち並んでいて、見る人を厳かな気持ちにさせてくれます。
奥の院のみどころ
最後に、奥の院のみどころをご紹介しましょう。上述したとおり、奥の院は3つの施設で構成されます。
奥の院主要施設の見どころ
燈籠堂
弘法大師御廟の手前にある燈籠堂は、空海の甥であり、空海より後事を託された真然により建立されました。現在のような形になったのは、治安3(1023)年に藤原道長の寄進によるものだそうです。
堂内には奉納された多数の灯篭が祀られており、現世とはかけ離れた世界が広がっています。
その数は一万六千にも及ぶそうです。厳かな空気に圧倒されそうですよね!
弘法大師御廟(こうぼうだいしごびょう)
空海が入定する御廟です。残念ながら、というべきか、当然ながらというべきか立ち入りはできません。
灯篭堂の裏手から、御廟に最接近ができます。また、灯篭堂の地下の最奥部には、祭壇がしつらえてありここは、一般人が入定する空海に最も近づける場所とされています。
頌徳殿(しょうとくでん)
高野山開創1100年の記念事業の一環で大正4(1915)年に建立されました。現在は、休憩所として開放されており、セルフサービスにはなりますがお茶が提供されています。
まとめ
ということで、「高野山の奥の院。地図や開門時間、料金を調査!空海が今も生きている?」をご紹介いたしました。
写真が全然無いやないか!というお声もあろうかと思いますが、奥の院の御廟橋より奥は写真撮影禁止となっています。
そこは現世からは離れた世界とされていますので、皆様もお気をつけ下さいませ。何を?という、質問はしないでね(笑)
ま、そんなわけで、高野山の見どころについて、三回にわたりご紹介してきました。高野山には、他にもたくさん見どころがありますが、書き出したらきりがなく、ブログの題名も変えなきゃならなくなるので、ひとまず、ここまでにさせていただきます。
長々と高野山の豆知識をお届けいたしましたが、次回よりようやく、高野山の日帰り旅行記をお届けいたします。
あ、言い忘れてましたが、今回紹介した奥の院は、時間がなくていけませんでした(笑)なんでそんなことになったのかは、旅行記でご覧くださいませ。
それでは、みなさん、良い旅を!
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