どーも!「子連れさとん.com」管理人のさとんです。
ワールドカップロシア大会、盛り上がってますね!まさか、というと怒られるかもしれませんが(笑)日曜日(2018年6月24日)の深夜に行われた強豪セネガルとの第二戦で、日本代表は貴重な勝ち点1をゲットしました!
セネガルについてはこちらでご紹介しています。
詳細は、ご存知だと思いますので割愛しますが、二回リードを奪われながらも、しぶとく追いつき、引き分けに持ち込んだ戦い方は、あきらめないことがやっぱり大切なんだなあ、と日々色んなことをあきらめながら生きているさとんに、教訓めいたものを与えてくれました(^_^;)
ま、さとんの生き方はさておき、次戦のポーランドとの戦いで、勝つか引き分ければ2010年の南アフリカ大会以来、決勝トーナメント進出の希望も出てきたんだとか。
ポーランドについてはこちら
ということで、いささか気が早く、不発に終わる可能性もありますが、決勝トーナメントの日本の対戦相手をご紹介したいと思います。日本のいるグループHは、決勝トーナメントでグループGの1位か2位のチームと当たることが決まっています。日本の通過順位により対戦国は変わってきますが、グループGの決勝進出チームが、イングランド とベルギー というのは確定しています(2018年6月25日現在)。
ヨーロッパのチームというだけで、すでに強そうな感じがしますが、決勝リーグなんだから、そりゃあ強豪しか出てこないですね(笑)ということで、今回はまず、イングランドについて調べてみたいと思います。イングランドてイギリス のことじゃないの?という素朴な疑問やイングランドの場所、さらには、いつものように、イングランドと日本の時差や、名所をご紹介したいと思います。
それでは、レッツゴー!
イングランドとイギリスは同じ?違うの?
サッカー日本代表がめでたく決勝に進出したら、ぶつかる可能性がある国、それがイングランドです。さとんも含めて、日本人の頭の中には、「イングランド=イギリス」という等式が成立していることと思います。
結論から言うと、ある意味合ってて、ある意味、間違ってます。禅問答みたいになってきましたね(^_^;)
イギリスの語源
まずは、イギリスという言葉の成り立ちを紹介しましょう。そもそも、イギリスの正式名称は「グレート・ブリテンおよび北アイルランド連合王国」という、長ったらしい名前です。
ケンミンショーによくある、「実は〇〇て〇〇県でしか知られてないんですよ!」的な話になりますが、
「イギリスという国は日本にしか存在しないんですよ!」
という、事実をまず告げておきます。
イギリスという言葉は、イングランドや、ポルトガル語のイングランド「イングレス」がなまって、イギリスと呼ばれるようになり、やがて、「グレート・ブリテンおよび北アイルランド連合王国」の総称として、日本に定着していったとされています。。
つまり、イギリスの語源はイングランドである、という事実から考えると「イングランド=イギリス」説は成り立つように見えます。これが、ある意味、合っていると先述した理由です。
イングランドとは?
じや、そもそも、イングランドとは何?という疑問に立ち返ると「イングランド=イギリス」説が間違っていることに気が付きます。
イギリスは海外では「United Kingdom」通称UKと呼ばれています。直訳すると連合王国です。
イギリスはその名の通り、イングランド 、スコットランド 、ウェールズ 、そしてアイルランド の4つの王国が合併した国なんですね。
九州・沖縄、本州、四国、北海道をまとめて日本と呼ぶ感じです。そうなると、九州!や北海道!という名前で日本全体を語られると、「いやいや、ちょっと違うよ!」と思ってしまいますよね。
つまり、イングランドとは、イギリスを構成する昔の王国の一つで、一地方に過ぎない、ということになります。つまり、これが「イングランド=イギリス」という等式が成立しないと書いた理由なんです。
あ、とはいえ、イギリス統一に中心的な役割を果たしたのがイングランドである、ということは、付け加えておきましょう。
サッカーワールドカップのイングランド代表とは?
上記のとおり、イギリスとイングランドは違う、ということがお判りいただけたかと思いますが、じゃあ、なんでサッカーのワールドカップに出てくるイギリスのチームは、イングランド代表て名乗ってんの?という疑問も浮かびますよね。イギリス代表あるいは、UK代表て言わないの?てね。ここには、イギリスという国の歴史とプライドとFIFAとの確執が隠されています。
現在、ワールドカップをはじめ、国際的なサッカーの試合を取り仕切っているのが、FIFA(国際サッカー連盟)です。FIFAは1904 年にパリ で成立しました。しかし、その成立よりも前に、サッカー協会が存在する国がありました。
そう、近代サッカー発祥の地と言われるイギリスです。おまけに、イギリスの4つの地域(イングランド 、スコットランド 、ウェールズ、アイルランド )に一つずつ、サッカー協会が存在する、という迷惑さ。それぞれの地域があまり仲良くないという歴史の見本のような状況ですね。
FIFAの設立目的は、プロアマ問わずサッカー世界一を決める大会(ワールドカップ)を開催することで、設立当初は、その目的から1国1協会という原則を取っていました。しかし、その原則に反発したイギリスは、当初FIFAに参加しませんでした。そこには、我が国こそサッカー発祥の地だ、というプライドもあったんでしょう。
サッカー発祥の地で、当時、サッカー最強国であったイギリスがFIFAに参加しないとなると、ワールドカップの意義が危ぶまれます。そこで、FIFAはしぶしぶ(かどうかはわかりませんが)イギリスにあった4つのサッカー協会を、一つの国でありながら別々のサッカー協会として承認したのでした。
ごねるイギリス、しぶしぶ承認するその他。こんな対立の構図、最近見たな、と思ったらイギリスがEUを離脱するのしないのもめてた構図によく似てます。どうも、モメるのが好きな国民性なんでしょうかね(^_^;)紳士の国て言われてるのに(笑)
ま、それはさておき、イギリス代表ではなくイングランド代表と呼ばれる理由がこれでわかりましたよね。ちなみに、イングランド以外の代表チームは、すべて予選落ちで、ロシアワールドカップには出場していません。これだったら、イギリス代表で出られた方が国が一体になって盛り上がるのに、と思うのは、きっと、さとんが部外者の日本人だからなんでしょうね。
イングランドの場所や日本との時差は?
では、続いてイングランドの場所や日本との時差を見ていきましょう。
イングランドの場所は?
イングランドの場所はこんな感じです。
イングランドはイギリスを構成する一番大きな島、グレートブリテン島の2/3を占める地域で、イギリス全体の人口の8割以上が居住しています。
見ていただければわかる通り、首都ロンドン やビートルズの出身地として有名なリバプール 、マンチェスターユナイテッドのホームがある、マンチェスター など、一度ならず聞いたことのある街がイングランドには多数あります。
イングランドと日本の時差は?
イングランドと日本の時差、と書きましたが正確には、ロンドンと日本の時差です。時差は8時間。日本時間から8時間引くと、ロンドン時間になります。
ちなみに、世界標準時の基準となる子午線が通るグリニッジ天文台はロンドンにあります。
地図見せられてもわかんねーよ!て話ですけどね(笑)
イングランドの名所は?
では最後に、イングランドの名所をご紹介しましょう。世界的な大都市ロンドンを擁するイングランド。ロンドンを紹介すると、それだけで終わってしまいそうなので、なるべくロンドン以外の名所をピックアップしてご紹介したいと思います。
バッキンガム宮殿
ロンドン以外を、なんて言ってた舌の根も乾かぬうちに、ロンドンの名所です(笑)
言わずと知れた、イギリス王室の宮殿で、場所はこちら。
定番中の定番ですが、ロンドンに行ったら外せないスポットですよね!
ウエストミンスター寺院
こちらもロンドンにある英国国教会の教会で、戴冠式をはじめ多くの王室行事が執行される由緒ある教会です。国会議事堂が隣接しています。
地図で見るとわかりますが、バッキンガム宮殿の近くなんですね。
ストーンヘンジ
ストーンヘンジとは、ロンドンから西に200kmほど行った、ソールズベリー近くにある、石を環状に配置した古代遺跡のことです。
誰が、何のために作ったのか、今になっても謎のままなんだとか。さとんはこういう、謎の多い意味わかんないもの、大好きです(笑)
コッツウォルズ
イングランドの中心ともいわれる、イングランド中央部に広がる丘陵地帯がコッツウォルズ です。
癒される光景で、愛を叫んでみたくなりますよね!古いなー
ローマンバス
お風呂の語源にもなった、イングランドの都市「バース 」にある、古代の公衆浴場遺跡です。
風情のあるたたずまいですが、残念ながら入浴はできません。悪しからず。
まとめ
ということで、「サッカーW杯!イングランドはイギリス代表と同じ?場所や時差、名所を調査!」をお届けいたしました。
日本代表が決勝トーナメント進出できるかどうかもわからない中での、フライング気味の記事になりました(笑)ま、決勝に行けなかった時は、単なるイングランドの紹介記事としてご覧いただければ幸いです。
次回は、決勝トーナメントで戦う可能性のある、もう一つの国「ベルギー 」について、ご紹介したいと思います。
それでは!
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